デルフィの神託とオイディプス伝説




テーベ(テーバイ)を抜け、デルフィにいたる自動車道は山道を縫うように進んでいきます。
そのはるか下、静寂に包まれた谷底に三筋が交差するがにあります。
ここが、オイディプスが父ライオスを殺害した伝説の「三叉路」です。
今もどことなく妖艶な雰囲気が漂うこの地にまつわる伝説、「オイディプス」伝説とは、どのようなものなのでしょうか。

テーベの王ライオスは、デルフィの神託により、「わが子に殺される」と警告されていました。
そのため彼は、生まれたわが子の両脚に釘を打ち、キタイロン山中に捨てさせたのです。
彼は、羊飼いに拾われ、コリントスの王のもとで育てられました。
彼の両足は釘を打たれた傷で腫れ上がっていました。
そのため彼は「オイディプス」つまり、「腫れた足」と呼ばれることになったのです。

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