コリント運河
ギリシャの首都アテネから西方に約85km行くと、運河に出ます。
コリントス運河です。
この運河建設の考えは、すでに紀元前7世紀からあったといいます。
実際、ローマ皇帝ネロがその計画の実現を企てたのでは?と伝えられています。
その後19世紀末になって、ようやく運河は開通したのです。
コリントスは、古代ギリシャで繁栄した商業都市です。
海路を活用した貿易で発展を遂げ、強力な軍事力ももっていました。
古代コリントスの遺跡に入ると、まず「ペイレーネの泉」が目に入ります。
貯水場として用いられていたものです。
その他、1世紀のローマ時代のアゴラ(市場)や、神殿、祭壇などの遺跡が並んでいます。
当時38本あった石柱のうち7本が現存しています。
さて、このコリントス運河は、エーゲ海とコリンティアコス湾を結び、水位が一定に保たれている運河です。コリント地峡の丘を一直線に縦断しています。アテネのある本土からペロソネス半島に陸路から入るには、コリントス運河を越えなければなりません。
そして、運河を渡った向こう、ペロソネス半島へとその美しい海外線から足を踏み入れると、ブドウやすもも、レモン、オレンジの甘い香りがそれまでの潮風の匂いに変わるようにただよってきます。
ペロソネソス半島の入り口は、コリントスに代表されるコリンティア県です。
このあたりのエリアも世界遺産などが数多く、観光スポットのひとつとなっています。
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